
ヨーグルトメーカーって本当に節約になるの?
健康志向の人やヨーグルト好きな方に人気のヨーグルトメーカー。
でも、「結局市販のヨーグルトを買ったほうが安いのでは?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
本記事では、市販ヨーグルトとのコスト比較や、ヨーグルトメーカーのメリット・デメリットを徹底解説。
記事を読んでわかること
- ヨーグルトメーカーは本当に節約になるのか?市販品とのコスト比較
- ヨーグルトメーカーを使うメリット・デメリット
- 節約になるケース&節約にならないケースの違い
節約するためのポイントも紹介するので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください!
Contents
ヨーグルトメーカーは節約にならない?コスト比較&メリット・デメリット
ヨーグルトメーカーは節約にならない?コスト比較を検証!
ヨーグルトメーカーは「市販のヨーグルトよりお得」と言われることが多いですが、本当に節約になるのでしょうか?
結論から言うと、使い方次第では節約になるものの、工夫しないと市販品と大差ないコストになってしまいます。
ここでは、市販ヨーグルトと自家製ヨーグルトのコスト比較や、電気代・材料費などのランニングコストを詳しく見ていきましょう。
市販ヨーグルト vs ヨーグルトメーカー|どっちが安い?
まず、市販ヨーグルトとヨーグルトメーカーを使って作る自家製ヨーグルトのコストを比較してみます。
項目 | 市販ヨーグルト(400g) | 自家製ヨーグルト(400g) |
---|---|---|
本体価格 | 約150円 | 約100円(牛乳+種菌) |
電気代(1回) | 0円 | 約1円(8時間使用) |
手間 | なし | かかる(加熱・発酵) |
味・食感 | 安定した品質 | 作り方で変わる |
400gあたりのコストを見ると、ヨーグルトメーカーの方が50円ほど安く作れることがわかります。
ただし、本体の購入費や管理の手間も考慮する必要があります。
ヨーグルトメーカーのランニングコスト|電気代・材料費はいくら?
ヨーグルトメーカーを使用する際の主なコストは以下の3つです。
牛乳代
- 一般的な1Lの牛乳 … 200〜250円
- 成分無調整牛乳を使用すると、より濃厚なヨーグルトに
種菌(スターター)代
- 市販ヨーグルト1パック(100g) … 50円〜100円
- 市販ヨーグルトを種菌にすれば1回あたりのコストを抑えられる
- 専用のヨーグルト菌(プロバイオティクス入りなど)を使うと割高に
電気代
- ヨーグルトメーカーの消費電力 … 約30W
- 8時間稼働で約1円
トータルすると、1回1Lのヨーグルトを作るのにかかるコストは約220〜270円。
市販品と比べて若干お得になりますが、劇的な節約効果があるわけではありません。
家庭で作るとどれくらい節約できる?1ヶ月のコストシミュレーション
1ヶ月間、毎日200gのヨーグルトを食べる場合のコストを比較してみましょう。
項目 | 市販ヨーグルト | 自家製ヨーグルト |
---|---|---|
1ヶ月の消費量 | 約6kg | 約6kg |
1ヶ月のコスト | 約2,250円(1個150円×15個) | 約1,500円(牛乳+種菌+電気代) |
月750円、年間で約9,000円の節約になります。
ただし、ヨーグルトメーカーの本体代(3,000〜8,000円)を考慮すると、回収には1年近くかかる計算になります。
ヨーグルトメーカーのメリット・デメリットを解説!
ヨーグルトメーカーの節約効果について理解したところで、実際に使う上でのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
ヨーグルトメーカーを使うメリット|節約以外にもこんな利点が!
✅ 1. 自分好みのヨーグルトが作れる
- 濃厚なギリシャヨーグルトや無糖ヨーグルトも自由に作れる
✅ 2. 添加物を避けられる
- 市販のヨーグルトには甘味料や安定剤が入っていることも。シンプルなヨーグルトを楽しめる
✅ 3. 牛乳の種類を選べる
- 低脂肪乳・豆乳など、自分の健康志向に合わせたヨーグルトが作れる
✅ 4. ヨーグルト以外の発酵食品も作れる
- 甘酒・納豆・塩麹・味噌など、ヨーグルトメーカーは発酵食品作りに大活躍!
ヨーグルトメーカーのデメリット|意外と面倒?手間や管理の負担は?
⚠ 1. 本体の購入費がかかる
- 3,000〜8,000円程度の初期投資が必要
⚠ 2. 作る手間がかかる
- 牛乳を温め、種菌を混ぜ、発酵させるなどの作業が必要
⚠ 3. 衛生管理が必要
- 雑菌が入ると発酵がうまくいかず、腐敗するリスクも
ヨーグルトメーカーで節約するためのコツとは?
牛乳と種菌の選び方でコストを抑える
- 低価格の成分無調整牛乳を使う(特濃牛乳はコストが高め)
- 種菌には市販ヨーグルトを活用(専用種菌はコスト増)
- 継ぎ足しでヨーグルトを作ると種菌代が節約できる(ただし数回まで)
ヨーグルト以外の発酵食品を作ってさらにコスパUP
ヨーグルトメーカーは発酵食品全般を作れるため、ヨーグルト以外にも活用するとコスパが向上します。
✅ 甘酒(市販よりも甘くて美味しい)
✅ 納豆(自家製なら無添加でヘルシー)
✅ 塩麹・味噌(料理の幅が広がる)
こんな人にはヨーグルトメーカーが向いている!
- 毎日ヨーグルトを食べる習慣がある
- 無添加のヨーグルトを作りたい
- 甘酒や納豆など、発酵食品も作りたい
- 初期費用をかけても長く使い続けられる
まとめ|ヨーグルトメーカーは使い方次第で節約になる!
ヨーグルトメーカーは、正しく使えば節約効果があるものの、適当に使うと市販ヨーグルトと大差ないコストになることがわかりました。
✅ 市販ヨーグルトと比較すると、1ヶ月で約750円の節約になる
✅ 本体価格の回収には半年〜1年程度かかる
✅ 発酵食品を活用すれば、さらにコスパが向上
「節約目的で買う」よりも、「ヨーグルトや発酵食品を手作りしたい人向けのアイテム」と考えた方が満足度の高い買い物になるでしょう!