
マイカーを持つほどじゃないけど、たまには車を使いたい!
駐車場代や維持費が高すぎる…
こんな理由でカーシェアリングを始めた方、多いと思います。
実は私もその一人でした。
子どもが生まれたタイミングで車の必要性を感じ、カーシェアを使い始めたのが数年前。
最初は「これ、最高じゃん!」と思っていたんですが、使い続けるうちに「うーん、やっぱり不便かも…」という点が増えていきました。
そして、ついにカーシェアをやめてマイカーを持つ決断をしました。
この記事では、実経験をベースに、カーシェアをやめた5つの理由をリアルにご紹介します。
今まさに「カーシェアどうしようかな…」と考えている方に、この記事が参考になれば嬉しいです。
Contents
【実体験】カーシェアリングをやめた理由5選!メリットとデメリット
カーシェアリングをやめた主な5つの理由
カーシェアリングやめた理由①チャイルドシートの持ち運びが不便
チャイルドシートはR129対応に買い替えたけど、カーシェアなので使うたびに運ぶんじゃ😂2つ😂😂備え付けのブースターシート使うのもやめたので、R44のシートの時より量も嵩も増えて大変😭
— はちみ (@hachimi_201710) May 6, 2023
でも車の使用頻度もかなり低いので、手間とコストを天秤にかけてコストを取ったんよ…🤤
これは、子育て世代にとっては最大のストレスポイントだと思います。
我が家では、子どもが1歳を過ぎたあたりから「外出には車があったほうが便利だな」と思い始めてカーシェアを使い始めました。
でも、カーシェアの車には基本的にチャイルドシートがついていません。
しかも、子どもを抱えながらチャイルドシートを持って、さらにベビーカーも持つなんて…正直、出発前に疲れ果ててました。
特にうちの子は車に乗るとすぐ寝ちゃうタイプで、チャイルドシートの設置にもたつくと泣かれたり、ぐずられたりするんですよね。
「これは毎回続けられない」と思いました。
カーシェアリングやめた理由②予約が取りづらい
カーシェアはスマホでサクッと予約できるのが魅力ですが、週末や祝日になると希望の時間帯がすぐ埋まってしまうことも。
「明日ちょっと遠出したいな」と思っても、もう車が空いてない。
特に我が家の近くにはステーションが2箇所しかなく、どちらも競争率が高かったです。
しかも、利用時間にも制限があって、延長できないケースも多いんですよね。
以前、子どもと一緒に出かけていたとき、帰りにぐっすり寝てしまったので少し車で時間をつぶしたかったんですが、「返却時間が迫ってる!」と焦って無理やり起こしたことも…。
こういった「時間に縛られる感覚」がだんだんストレスになっていきました。
カーシェアリングやめた理由③衛生面が不安
私がカーシェアをやめた理由のひとつが、想像以上に車内が汚れていることが多かったこと。
例えば、お菓子のカスがシートに散らばっていたり、ジュースのシミがシートに残っていたり…。
一番驚いたのは、誰かの髪の毛がシートに大量に落ちていたときです。
子どもを座らせるのもためらってしまいました。
もちろん、自分が使った後は掃除やゴミの持ち帰りをするのがマナー。
しかし、「せっかく出かけて帰ってきたのに、疲れた体で車の中を掃除…?」という場面が多くて、だんだん面倒になってしまいました。
カーシェアリングやめた理由④乗り捨て不可で利用範囲に制限
これは利用して初めて気づいたポイントですが、カーシェアって、基本的に「借りた場所に返す」必要があるんですよね。
たとえば、「郊外のアウトレットに行って、そのまま電車で帰りたい」といった使い方はできません。
一度、同僚とのBBQで郊外まで行った帰りにお酒を飲みたくなったのですが、返却のために自分が運転して帰らざるを得なくて、「ああ、これカーシェア向きじゃないな…」と痛感しました。
レンタカーだとワンウェイ利用ができたりするので、場面によってはカーシェアより便利な選択肢もあると実感しました。
カーシェアリングやめた理由⑤使わない月は月額料金がもったいない
あまりに使う機会少ないのでタイムズのカーシェアやめた。月1000円浮くので音楽ストリーミングサービスにでも登録してみようかな
— dosachin (@osachin) July 9, 2015
カーシェアって「使った分だけ支払えばいい」と思いがちですが、プランによっては月額基本料がかかる場合もあります。
うちは「月額980円のベーシックプラン」に加入していたのですが、育児や天候の影響で月に一度も使わない月が何回もあって、そのたびに「もったいないな…」と感じていました。
それに、使えば使うほど距離料金もかかるので、「使えば使うほど得」でもないのが難しいところ。
結果的に「だったら自分の車を持った方が、精神的にもコスパ的にもいいのでは?」という結論に至りました。
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実際の体験談から学ぶ!カーシェアリングをやめたきっかけ
①ファミリーカー購入を決断したママ友の例
私のママ友の家庭では、カーシェアでチャイルドシート問題や予約の不便さに何度も直面した結果、思い切って中古のミニバンを購入しました。
と言っていて、「やっぱり育児にはマイカーが必要なんだな」と実感。
購入後は週末の買い出しや家族のお出かけがぐっと楽になったそうです。
ペット同乗不可でカーシェアリングが利用できなかった知人の例
小型犬を飼っているため、ペットと一緒にお出かけしたいという理由でカーシェアを利用しようとした知人A。
しかし、ほとんどのサービスがペット禁止。
どうしても必要なときはレンタカーを使うしかなかったそう。
結果的に、毎回レンタカーを借りるのが手間で、カーリースに乗り換えたとのこと。
カーリースなら車種を選べて、ペットもOKなプランがあるため、満足していました。
車内の清掃状態に不満を感じたSNSの声
SNSでもよく見かけるのが、車内の汚れや臭いに関する不満の声です。
「前の人がファストフードを食べていて、匂いが充満していた」「赤ちゃんを乗せるには不衛生だった」
など、共用ゆえの問題が目立ちます。
私も一度、運転席にコーヒーのこぼし跡がベタベタ残っていた車に当たったとき、「次に使う人のためにちゃんとしようよ…」とガッカリしました。
カーシェアリングのメリットとは?
車の維持費削減と経済的メリット
とはいえ、カーシェアのコストメリットはやはり大きいです。
マイカーを持つと、駐車場代・保険・税金・車検などで年間数十万円の出費になります。
カーシェアならそれがほぼ不要で、「必要なときだけ費用を払う」という形なので、車の利用頻度が少ない人にとっては非常に経済的です。
必要なときだけ利用できる柔軟性
ニッポンレンタカーが24時間営業をやめたと聞いて驚愕。なんと終電どころか23時まで。店員に問い詰めたら人手不足と人件費高騰が理由だと。飲食から始まり他のサービス業へ派生していく、この時代の流れはもう止まらないな。同時にレンタカー時代の終わり。もう100%、時間を問わないカーシェアでいい。 pic.twitter.com/GPy8xca6Lx
— 柿内芳文(編集者) (@kakkyoshifumi) October 30, 2018
たとえば、普段は電車通勤だけど、週末にキャンプに行くときだけ車を使いたい。
こんなライフスタイルには、カーシェアがぴったりです。
短時間でも気軽に利用できるので、「雨の日だけ子どもの送迎に使う」など、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。
再入会のしやすさとサービスの改善スピードのはやさ
一度退会しても、また必要になったら再入会できるのがカーシェアの良さ。
アプリも日々アップデートされ、予約のしやすさや車種の多様性も進化しています。
今後も利用者のニーズに合わせて、サービスがさらに改善されることを期待しています。
カーシェアリングが向いている人・向いていない人
カーシェアリングが向いている人
- 車を毎日使わない人
- 子育てやペットの制約がない人
- 近くに複数のステーションがある人
- 車内の共有に抵抗がない人
このような方には、コスパも良くてストレスも少ないカーシェアがぴったりです。
マイカー所有をおすすめする人
- 子どもがいてチャイルドシートが必須な家庭
- ペットとの移動が多い人
- 車内の清潔さに敏感な人
- 返却時間や予約の手間をストレスに感じる人
こうしたライフスタイルには、マイカーやカーリースの方が快適だと感じるはずです。
レンタカーやカーリースとの比較
項目 | カーシェア | レンタカー | カーリース |
---|---|---|---|
初期費用 | ほぼゼロ | 保険料込み | 頭金が必要な場合も |
維持費 | 不要 | 不要 | 毎月固定費あり |
柔軟性 | 高い(短時間) | 中(予約制) | 高い(所有感) |
ペット同乗 | 不可 | 条件付き可 | 可(プラン次第) |
チャイルドシート対応 | 持参必要 | オプション対応可 | 常設可能 |
今月で車を所持することをやめたので、Timesカーシェアリングとニコニコレンタカーの比較をしたのだけど、ニコニコレンタカーのほうが全然安く見えても、実はTimesカーシェアはガソリンと保険料込みの料金なのでほとんど変わらない。予約と場所に関してはTimesカーシェアリングのほうが全然便利かな。
— 館長 (@ningendojo) April 27, 2020
まとめ
カーシェアは非常に便利なサービスですが、「どんな人でも快適に使える」わけではありません。
私自身、最初は満足して使っていたものの、子どもが生まれ、家族のライフスタイルが変化する中で合わなくなってきたのが事実です。
大事なのは、「今の自分の生活に合った移動手段」を選ぶこと。
カーシェアが向いている人もいれば、マイカーやレンタカーが適している人もいます。
今後もカーシェアサービスは進化していくと思います。
「自分にとっての最適解はなにか?」をじっくり考えて、後悔のない選択をしてみてくださいね。