「飲む点滴」とも呼ばれ、健康や美容を気にする方の間でブームとなっている手作り甘酒。
自宅で気軽に作れるのも魅力ですが、いざ作った後、
どのくらい日持ちするの?
冷蔵と冷凍、どっちがいい?
と、保存に関する不安を感じている人も多いのではないでしょうか?

せっかく手作りしたのに、傷ませてしまった…
そんな失敗談もちらほら。
特に、非加熱の生甘酒はデリケートなので、正しい保存方法を知っておくことが大切です。
この記事でわかること
- 手作り甘酒の賞味期限の目安
- 保存方法別のメリット・デメリット
- 傷んでしまった甘酒の見分け方
自家製甘酒をもっと安全に、そしておいしく楽しむためのポイントを、わかりやすく解説していきます!
Contents
手作り甘酒の賞味期限はどれくらい?保存方法と傷みの見分け方
手作り甘酒の賞味期限はどれくらい?
手作り甘酒の賞味期限①冷蔵保存した場合
非加熱(生)甘酒の場合、冷蔵庫での保存期間はおよそ3〜5日程度が目安です。
加熱処理をしていないため、発酵が進みやすく、気温や保存状態によってはさらに短くなることも。
ただし、温度管理がしっかりしていれば1週間ほど持つケースもありますが、「早めに飲みきる」が基本です。
手作り甘酒の賞味期限②冷凍保存した場合
冷凍保存なら1ヶ月程度を目安にできます。
発酵がストップするので、長期保存したい場合には冷凍がおすすめ。
娘と毎朝、甘酒を飲んでます👌
— deliciousplus (@deliciousplus) June 4, 2018
手作りして、冷凍保存。 pic.twitter.com/MxGUMYQlVm
ジッパーバッグや保存容器に小分けしておくと、必要な分だけ解凍できて便利ですよ。
手作り甘酒の賞味期限③加熱処理で変わる保存期間
手作り甘酒に火入れ(70℃程度で数分加熱)を行うことで、酵素の働きが止まり、保存期間が延びます。
この場合、冷蔵で1〜2週間程度、冷凍で2ヶ月前後保存可能に。
市販品のように長期間は難しいですが、少しでも長持ちさせたいなら加熱処理することをおすすめします。
手作り甘酒の保存方法別に見るメリット・デメリット
生甘酒(非加熱)の特徴と保存の注意点
メリット:酵素が生きており、栄養価が高い
デメリット:発酵が進みやすく、傷みやすい
保存の際は、密閉容器に入れ、冷蔵庫でしっかり温度管理を。
気温の高い時期は特に注意が必要です。
火入れ甘酒の特徴と長持ちのポイント
メリット:保存期間が延びる、安全性が高まる
デメリット:酵素が失活し、栄養の一部が変化する
作った甘酒を70〜80℃程度でゆっくり温めることで、火入れが可能です。
粗熱を取ってから保存しましょう。
手作り甘酒を冷凍保存する際のポイントと解凍方法
メリット:長期保存が可能、味の変化が少ない
デメリット:解凍時に分離することがある
冷凍する際は、小分けにして空気をしっかり抜くのがコツ。
解凍は冷蔵庫で自然解凍、またはぬるま湯での湯煎がベストです。
傷んだ甘酒の見分け方とは?
傷んだ甘酒の見分け方①見た目の変化(色、カビ)
- 白濁が消え、茶色く変色
- 表面にカビのような斑点がある
このような場合は、迷わず廃棄しましょう。
傷んだ甘酒の見分け方②におい・味の異変
- すっぱくツンとした臭い
- 苦味や異様な酸味がある
発酵が進みすぎているか、雑菌が繁殖している可能性が高いです。
【絶対NG】手作り甘酒の保存方法とそのリスク
- 常温で長時間放置
- 未消毒の容器を使う
- 蓋を開けたまま保存
これらは腐敗や食中毒の原因になりかねません。
手作り甘酒はデリケートな食品なので、衛生面にも注意しましょう。
手作り甘酒に関するよくあるQ&A
夏場でも常温で置いていいの?
NGです。
特に夏場は発酵が急速に進み、数時間で傷むことも。
作ったらすぐに冷蔵or冷凍が基本です。
余った甘酒の使い道は?
活用法はさまざま。
- スムージーに混ぜて朝食に
- パンケーキやホットケーキの生地に
- カレーや煮物に加えてコク出し
加熱調理に使えば、少し賞味期限が近い甘酒も有効活用できます!
甘酒の冷凍保存、味は変わらない?
多少の変化はありますが、味や栄養はほぼそのまま。
ただし、解凍後は早めに使い切るのが安心です。
まとめ:手作り甘酒をおいしく&安全に楽しむために
- 毎日飲むなら冷蔵+小まめな消費
- まとめて作って少しずつ飲むなら冷凍保存
ライフスタイルに合わせて、無理のない保存方法を選びましょう。
せっかくの手作り甘酒、最後までおいしく飲み切るためには保存と見極めがカギ。
この記事を参考に、安全でおいしい手作り甘酒を楽しんでくださいね!