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エネオスで古い灯油を処分するには?店舗での引き取り対応と注意点

冬が終わって灯油が中途半端に余ってしまった…

なんてこと、ありませんか?

特に使い切れずに次のシーズンまで放置した灯油は、品質が劣化して使えないことがほとんど。

でも、どうやって捨てたらいいの?

と迷う方も多いはずです。

この記事では、ENEOS(エネオス)での古い灯油の処分方法を中心に、他の選択肢や注意点についてもわかりやすく解説します。

安全・安心に灯油を処分するためのポイントをぜひチェックしてください!

エネオスで古い灯油を処分するには?店舗での引き取り対応と注意点

古い灯油の劣化と放置のリスク

灯油は保存状態によって劣化しやすく、通常の家庭用タンクでは半年〜1年程度で品質が落ちます。

直射日光を避け、涼しい場所に密閉して保存した場合であっても、保存開始後6か月を目安として使用してください。この使用推奨期間を超えて保存した場合、酸化が進み、場合によっては燃焼不良などの不具合を引き起こすおそれがあります。

出典元:石油備蓄_表4C_0708.ai

古くなった灯油をそのまま使うと、次のようなリスクがあります。

  • ストーブの故障や不完全燃焼の原因に
  • 室内に嫌な臭いが広がる
  • 引火・火災などの危険性が高まる

放置すればするほど処分が難しくなるため、使いきれなかった灯油は早めに適切な方法で処分することが重要です。

古い灯油を正しく処分する必要性

灯油は危険物第四類第一石油類に分類され、一般ごみとして捨てることはできません。

危険物の類別、性質、品名

危険物は性質ごとに第1類から第6類まで分類されています。(ガソリン、軽油、灯油は第4類の引火性液体であり、ガソリンは第一石油類、軽油、灯油は第二石油類に指定されています。)

出典元:危険物(ガソリン、軽油、灯油)の運搬にご注意ください。|仙台市

誤った処分方法は、火災や環境汚染を引き起こすリスクもあります。

さらに、処分方法を誤ると法令違反になる可能性も。

だからこそ、灯油は適切なルートで、安全に処分する必要があるんです。

ENEOS(エネオス)での古い灯油の処分について

エネオスでの古い灯油の引き取り対応は全店舗ではない!

ENEOSでは灯油の販売をしている店舗も多いため、

使わない灯油も引き取ってくれるのでは?

と思う方も多いはず。

実際のところ、ENEOS全店舗が灯油を引き取ってくれるわけではありません

余った灯油や古い灯油の処分については購入したSS・販売店にご相談ください。

出典元:ガソリン・燃料油|よくあるご質問|ENEOS

灯油の引き取り対応は店舗によって異なり、「引き取り不可」としているところも少なくありません。

理由

  • 危険物の取り扱いには専門資格や設備が必要
  • 廃棄コストや処理手続きの手間がかかる

エネオスへ古い灯油を持ち込む前に確認すべきポイント

処分をお願いする前に、必ず電話などで事前に店舗へ確認しましょう。

確認ポイント

  • 古い灯油の引き取りをしているか
  • 引き取り可能な灯油の状態(濁っていないかなど)
  • 容器は持ち帰りか、そのまま渡せるか
  • 処分料(無料か有料か)

対応可能な場合でも「状態次第では引き取れない」といったケースもあります。

古い灯油引き取り時の費用や容器の取り扱いについて

灯油の引き取りが可能なENEOS店舗でも、処分費用がかかる場合があります(例:500円〜1,000円程度)

また、灯油缶(ポリタンク)は基本的に返却が前提となっていることが多いので、持ち帰り用のフタを忘れずに用意しておきましょう。

店舗によっては、中身だけを移して空の容器を持ち帰る必要があることもあります。

その他の古い灯油の処分方法

購入店(ホームセンター・ガソリンスタンドなど)

ENEOS以外でも、灯油を購入した店舗(ホームセンターや他のガソリンスタンド)に問い合わせるのが基本です。

購入履歴があると引き取りに応じてくれるケースもあるため、レシートや購入時のメモが残っていればスムーズです。

不用品回収業者への依頼

不用品回収業者の中には、灯油の処分に対応しているところもあります。

ただし、

  • 対応地域が限られている
  • 回収費用が高額(数千円〜)

といったデメリットも。

どうしても他の手段が取れない場合の最終手段として検討するとよいでしょう。

自治体のゴミ回収ルールに従った処分方法

多くの自治体では灯油の回収は行っていませんが、一部地域では資源ごみの日に回収可能な場合あります。

ただしその場合も、凝固剤を使って固めるなどの条件があるため、必ず自治体のルールを事前に確認しましょう。

必要としている人への譲渡(状態が良い場合)

保存状態が良く、劣化していない灯油であれば、友人・知人や地域の掲示板などを通じて譲渡するのも一つの方法です。

ただし、譲渡による事故やトラブルを避けるためにも、品質や保管状態については正直に伝えるようにしましょう。

【絶対NG】やってはいけない古い灯油の処分方法

排水口や土に流す

灯油を流しに捨てるのは絶対NG!

水質汚染や火災の危険性があり、環境保護法違反に該当する場合もあります。

自分で燃やす・庭などで放置する

庭で燃やしたり、放置して蒸発を待つのも非常に危険です。

灯油は可燃性が高く、ちょっとした火種で爆発的に燃え広がることも。

凝固剤や吸収材で処分する独自手法の危険性

市販の凝固剤や猫砂などで処理する方法がネットで紹介されていますが、推奨されていない処分法です。

処理後の物をどのゴミとして出すかも不明確で、ごみ収集でトラブルになる可能性大ですよ。

まとめ

古い灯油の処分は、「とりあえず捨てればいい」というものではありません。

火災や環境破壊、法令違反のリスクを避けるためにも、確実な処分方法を選びましょう。

  • ENEOSでの引き取りは店舗ごとに対応が異なるため、事前確認が必須
  • 処分費用や容器の取り扱いも事前に確認しておくと安心
  • その他の手段も含め、安全性とコストのバランスを考えて選ぶことが大切

いざというときに慌てないよう、灯油の保管と処分のルールをしっかり把握しておくことが、大切です!

  • この記事を書いた人

あんな

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