と思って断捨離を始めたものの、
なんか不便かも…?
と感じたことはありませんか?
SNSで見るような何もない部屋に憧れて、あれこれ捨ててスッキリしたけれど、いざ生活してみると
と悩む人も少なくありません。
この記事では、やりすぎてしまったミニマリスト部屋の失敗例を5つ紹介しながら、快適なミニマルライフを送るためのヒントをお届けします。
Contents
やりすぎなミニマリストの部屋5選!失敗例から学ぶ快適ミニマル生活
やりすぎなミニマリスト部屋5選

やりすぎなミニマリスト部屋①モノがなさすぎて生活感ゼロ
一見スッキリして気持ちいいけれど、実際に暮らすと「何か足りない…」という違和感が…。
- 食器が一つしかなくて来客に困る
- 椅子もテーブルもなくて食事が落ち着かない
など、生活感がゼロになりすぎると、逆にストレスになることも。
やりすぎミニマリストの動画観てる時が一日の中で1番おもろい pic.twitter.com/DzxUNpokh4
— 亞珠沙 (@sm0kinghot) April 26, 2024
やりすぎなミニマリスト部屋②寝袋や段ボールでの生活
と手放したものの、寝袋や薄いマットでは体に負担が。
毎日の睡眠の質が下がると、疲れが取れず、集中力や免疫力にも影響が出てきます。
快眠は快適な生活の基本。
寝具だけは無理に削らないのがおすすめです。
やりすぎなミニマリスト部屋③調理器具ゼロで外食依存
ミニマルを極めようとしてキッチンを空っぽにし、自炊ができない状態に。
するとどうなるか…外食やコンビニ食に頼りがちになり、結果的に
- 食費が増える
- 栄養バランスが偏る
といった問題が発生。
健康的な生活から遠ざかってしまいますよ。
やりすぎなミニマリスト部屋④趣味・娯楽の排除で心が枯れる
と思ってすべて手放してしまうと、日々の楽しみがなくなり、気分も沈みがちに。
好きなことを我慢しすぎると、暮らしに張りがなくなり、

何のためにミニマルにしてるの…?
と迷いが生まれることも。
「心の余裕」をつくるためにも、自分がときめくモノは残してOKです。
やりすぎなミニマリスト部屋⑤捨てることが目的化してしまう
ミニマリズムの魅力にハマりすぎると、「捨てること自体が快感」になってしまうケースも。
必要なものまで捨ててしまい、後になって買い直す羽目になったり、「捨てなきゃ」と無意識にプレッシャーを感じてしまう人もいます。
大切なのは、「快適な暮らしを作ること」であって、捨てることが目的ではないはずです。
ミニマリストって、ある意味捨てることに依存してると思うんです。もちろん不必要なものをどんどん手放すことで得られるメリットも多いです。YouTube等に見られる“やりすぎ“ミニマリストではなく、不便にならない程度の“適度な”ミニマリスト、「ネセサリスト(私の造語です...)」を目指しましょう。
— CK (@washikaiko) May 4, 2020
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ミニマリストの部屋、やりすぎを防ぐためのポイント

自分にとっての快適を基準にする
SNSやYouTubeのミニマリストたちの生活はあくまで一例。
真似するのではなく、自分が心地よく暮らせるかどうかを基準にモノを選びましょう。
快適な生活に必要なものは残す
睡眠・食事・趣味は生活の質を支える大事な要素。
ここを削りすぎると、暮らしそのものが味気なくなります。
- ベッドは必要
- お気に入りのマグカップは手放さない
- 好きな音楽は生活に彩りをくれる
といった、自分の心と体が喜ぶモノを見極めることが大切です。
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少しずつ見直す習慣をつける
「一日一捨」など、毎日少しずつ見直す方法なら、判断力も育ち、後悔の少ない取捨選択ができます。
ミニマリズムの目的を再確認する
「なんのためにモノを減らすのか?」と定期的に振り返ることも重要です。
- もっと自由な時間がほしいから
- 掃除を楽にしたいから
- 心に余裕を持ちたいから
など、目的を意識することで、やりすぎにブレーキをかけられます。
まとめ|ちょうどいいミニマルが、あなたらしい暮らし
ミニマリズムは、モノを減らすことがゴールではなく、「自分にとって心地よい暮らし」を作るための手段です。
やりすぎると生活の質が下がってしまい、「何のために始めたんだっけ?」という状態にもなりかねません。
今回紹介した失敗例を参考に、自分にとって本当に必要なものを見極めながら、無理なく楽しめるミニマルライフを目指してみてください。
あなたらしいちょうどよさを見つけて、心も空間もスッキリとした毎日を送りましょう。