
「塩分は控えたほうがいい」「減塩が体にいい」という話をよく耳にしますが、本当にそうでしょうか?
実は、塩は体にとって必要不可欠な栄養素であり、過度な減塩はよくありません。
とはいえ、

どんな塩を選んだらいいの?
と疑問に思いますよね。
本記事では、減塩しなくてもOKな塩の摂り方や、体にいい塩の選び方、適切な摂取ポイントを詳しく解説します。
記事を読んでわかること
- 減塩しなくてもOKな理由と、正しい塩の摂取方法
- 体にいい塩の選び方(天然塩・精製塩)
- スーパーで買える体にいい塩のおすすめ7選
- 体にいい塩の摂取ポイント
Contents
減塩しなくてもOK?体にいい塩の選び方と摂取のポイント
減塩しなくてもOK?体にいい塩の真実
体にいい塩とは?「塩=体に悪い」は間違い?
塩分の摂りすぎは高血圧や腎臓病の原因になるとされていますが、実際には適量の塩分は体にとって必要不可欠です。
塩に含まれるナトリウムは、体内の水分バランスを整えたり、神経や筋肉の働きを正常に保つ重要なミネラルだからです。
過度な減塩はよくない?その理由とは
極端な減塩のリスク
- 低ナトリウム血症(脱力感・頭痛・吐き気を引き起こす)
- 食欲低下・疲労感(塩分不足により代謝が落ちる)
- 血圧が低すぎると脳卒中のリスクが上がる(過剰な減塩は血流を悪化させる)
厚生労働省の1日の推奨塩分摂取量(日本人の食事摂取基準2020年版)は以下の通りです。

- 成人男性:7.5g未満
- 成人女性:6.5g未満
しかし、日本人の平均摂取量は約10gと多め。
大切なのは「減塩」ではなく、良質な塩を適量摂ることなのです。
適量なら◎体にいい塩の摂り方
✅ 精製塩ではなく天然塩を選ぶ
✅ 加工食品やインスタント食品の塩分を控え、料理に良質な塩を使う
✅ 1日6〜8gを目安に、バランスよく摂取する
塩を適量摂ることで、体内のミネラルバランスが整い、健康的な生活を送ることができます。
体にいい塩の選び方|天然塩と精製塩の違いとは?
天然塩 vs 精製塩|どっちが体にいい?
スーパーで売られている塩は、大きく分けて天然塩と精製塩の2種類があります。
項目 | 天然塩 | 精製塩 |
---|---|---|
製法 | 海水や岩塩をそのまま加工 | 化学的に精製し塩化ナトリウムのみ抽出 |
ミネラル | カリウム・マグネシウム・カルシウムを含む | ほぼナトリウムのみ |
味 | まろやかでコクがある | しょっぱさが際立つ |
健康への影響 | 体に必要なミネラルを補給できる | 摂りすぎると塩分過多になりやすい |
✅ 結論:天然塩を選ぶのが体にいい!
精製塩はナトリウム以外のミネラルがほぼ除去されているため、天然塩のほうが体にいいとされています。
ミネラル豊富な塩のメリット
天然塩には、体にいい影響を与えるミネラルが含まれています。
✅ カリウム:余分なナトリウムを排出し、血圧を下げる
✅ マグネシウム:筋肉や神経の働きをサポート
✅ カルシウム:骨や歯を強くし、ストレスを軽減
天然塩を選ぶことで、塩分を摂りながらもミネラル補給ができるのです。
体にいい塩の種類とおすすめ商品7選
体にいいおすすめ天然塩① 海の精(国産・伝統製法の海塩)
特徴:
- 天日干しと平釜製法で作られた、日本の伝統的な天然塩
- カリウム、マグネシウム、カルシウムをバランスよく含む
- まろやかで甘みのある味わい
おすすめの使い方:和食全般、味噌作り、漬物
体にいいおすすめ天然塩② 粟国の塩(ミネラル豊富な沖縄の天然塩)
特徴:
- 沖縄・粟国島の海水を100%使用し、時間をかけて製造
- 一般的な塩よりミネラル含有量が多い
- 塩味が強めで、深みのある味わい
おすすめの使い方:焼き魚、天ぷら、肉料理
体にいいおすすめ天然塩③ ぬちまーす(ギネス認定のミネラル含有量No.1塩)
特徴:
- 沖縄の海水を微細な霧状にして乾燥させた塩
- カリウム・マグネシウム・カルシウムが通常の塩の数倍含まれる
- ふわふわとしたパウダー状で溶けやすい
おすすめの使い方:サラダ、スープ、ジュースに少量加える
ぬちまーす公式サイトはコチラ
体にいいおすすめ天然塩④ 赤穂の天塩(バランスの良いまろやかな味わい)
特徴:
- 日本の伝統製法で作られた、まろやかな味の天然塩
- 天然のにがりを含み、塩角が少ない
- 和洋中どんな料理にも使いやすい
おすすめの使い方:炒め物、煮物、パスタ
体にいいおすすめ天然塩⑤ 雪塩(パウダー状で使いやすい沖縄の塩)
特徴:
- 沖縄・宮古島の地下海水を使い、低温でゆっくり乾燥させて作る
- ミネラルバランスが良く、口当たりが優しい
- きめ細かい粉状で、料理に溶けやすい
おすすめの使い方:おにぎり、卵料理、スイーツ
体にいいおすすめ天然塩⑥ ヒマラヤ岩塩(ピンク色が特徴のミネラル豊富な岩塩)
特徴:
- ヒマラヤ山脈の天然岩塩で、ピンク色は鉄分によるもの
- 塩味がややマイルドで、ほんのり甘みを感じる
- 加工されていないため、自然なミネラルを含む
おすすめの使い方:ステーキ、グリル料理、スープ
体にいいおすすめ天然塩⑦ デボラ湖の塩(オーストラリア産のまろやかな湖塩)
特徴:
- オーストラリアの天然湖塩で、塩角が少なくまろやか
- マグネシウムとカリウムが豊富
- 料理に深みを出す
おすすめの使い方:ドレッシング、シーフード、ベーカリー
体にいい塩の摂取ポイント|健康的な使い方と適量
✅ 食事に少量ずつ使い、過剰摂取を防ぐ
✅ 天然塩を使い、加工食品の塩分は控える
✅ 味噌や梅干しなどの発酵食品と一緒に摂ると相乗効果◎
まとめ|塩を正しく選んで健康的に摂取しよう!
✔ 減塩しなくても、適量なら健康に良い!
✔ 天然塩を選ぶことで、ミネラルも補給できる!
✔ 加工食品の塩分を控え、料理には良質な塩を使おう!
塩は「悪者」ではなく、適切な種類と量を守れば、健康維持に役立つ重要な栄養素です。
毎日の食事に、ぜひ体にいい塩を取り入れてみましょう!